「今度海外旅行に行くんだけど、何を持っていけばいい?」
「なるべく荷物を少なくしたいけど、忘れ物はしたくない。」
初めての海外旅行でも何度目の旅行でも、この悩みは尽きません。
特に女性はスキンケア用品や服装など持っていきたいものが多く、パッキングで迷ってしまいがちです。
この記事では、海外旅行で本当に必要なものとあると便利なアイテムをまとめました。

CAとして10年以上世界を飛び回った経験から、私が実際に助けられたアイテムを紹介します!
この記事を読めば迷わず効率よく準備ができ、荷物は最小限でも安心して旅を楽しめるようになります。
ぜひ最後までご覧いただき、次の旅行の参考にしてみてくださいね。


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女性の海外旅行必需品チェックリスト【機内持ち込み手荷物編】


海外旅行の持ち物で特に重要なのが、機内に持ち込む手荷物です。
機内に持ち込める手荷物のサイズは【3辺の合計115cm以内(55×40×25cm)、重量7kgまで】が目安です。



ただし、航空会社によって規定が異なります。必ずご利用の航空会社の公式サイトで最新のサイズ・重量制限を確認しましょう。
機内持ち込み手荷物には、機内で使用するものや貴重品を収納します。
それでは、詳しく解説していきます。
絶対に機内持ち込み手荷物に入れるべきアイテム9選
まずは、絶対に機内持ち込み手荷物に入れておく必要があるアイテムから紹介します。



これらのアイテムを手荷物に入れ忘れたら、旅がスタートする前にトラブル確定です…!
- パスポート
- 航空券(Eチケット)
- クレジットカード 2枚(海外旅行保険付き推奨)
- 現金(日本円&現地通貨)
- スマホ&充電器
- モバイルバッテリー
- 常備薬(鎮痛剤・胃腸薬・整腸剤)
- メガネやコンタクトレンズ
- 鍵
なぜ絶対に必要なのかについて、私の体験談も交えて解説していきますね。
パスポート
パスポートは海外旅行をする上で絶対に忘れてはいけないもののひとつです。スーツケースに入れず、必ず手荷物の中に入れておきましょう。



たまにパスポートをスーツケースに入れちゃって、空港で慌ててる人を見かけます…!チェックインできなくて大騒ぎ!
また、パスポートは紛失に備えてコピーを用意しておくと安心です。万が一紛失した場合、大使館での再発行手続きがスムーズになります。
航空券(Eチケット)
最近はスマホに保存したEチケットだけで搭乗できますが、バッテリー切れや通信障害に備えて紙でも印刷しておくと安心です。



空港で「スマホの充電が切れてEチケットが見せられない!」って人、意外と多いんです…
クレジットカード 2枚(海外旅行保険付き推奨)
クレジットカードは、異なる国際ブランド(VisaとMastercardなど)を最低2枚は持っていきましょう。



私も実際に、フライト先でカードが突然止められてしまい、サブカードに助けらた経験があります。
さらに、海外旅行保険付きのカードを選ぶと病気やケガ、荷物の紛失などに対応できるので安心。別途保険料を払わなくても補償がつくのは大きなメリットです。
どのクレジットカードを持っていくべきか迷っている方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。


現金(日本円&現地通貨)
現地通貨は、到着してすぐにタクシー代や飲み物代などで必要になることがあります。日本で少額だけ両替しておくと良いでしょう。



キャッシュレスが普及していても、チップや屋台では現金必須なところも多いです。
宿泊費1日分+食事代数日分を目安に持っておくと安心です。海外では基本的にはクレジットカード決済がおすすめです。
一方で、日本円も少し残しておきましょう。帰国後の交通費や空港での買い物に必要になります。
スマホ&充電器
海外旅行では、航空券の提示・地図アプリ・翻訳など、スマホは“旅の命綱”です。
スマホ本体を入れ忘れる人はほとんどいませんが、充電器をうっかりスーツケースに入れてしまうケースは意外と多いもの。
受託手荷物に入れてしまうと到着するまで充電できず、Eチケットの提示やホテルへの連絡ができなくなって大ピンチになりかねません。



充電器を忘れてしまったお客様に、私物の充電器をお貸ししたことが何度かあります。
必ず機内持ち込みに入れて、移動中やトランジットでもすぐに使えるようにしておきましょう。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーはスマホを支える必需品ですが、受託手荷物には入れられません。 リチウムイオン電池は発火リスクがあるため、航空会社の規定で必ず機内持ち込みが義務づけられています。
預ける手荷物の中にモバイルバッテリーを入れていた場合、大体はチェックインカウンターで発見されてその場で取り出すように指示されます。
それでも万が一そのチェックをすり抜け貨物室にモバイルバッテリーが入っている荷物があると判明した場合、その飛行機は安全確認が取れるまで飛べません。



荷物を貨物室から探し出して取り下ろす必要があるため、出発が大幅に遅れます。
モバイルバッテリーは、機内で使う予定がなくても必ず機内持ち込みに入れ、すぐに取り出せる状態で管理しましょう。
常備薬(鎮痛剤・胃腸薬・整腸剤)
海外旅行中は、環境の変化や慣れない食事で急に体調を崩すこともあります。特に女性は生理痛や頭痛など、薬がないとつらい場面も少なくありません。
海外では薬を買うのに処方箋が必要だったり成分が強すぎたりすることもあるため、常備薬は日本で用意して持参するのが鉄則です。



フライト中は常に自分が普段から使い慣れている薬を持ち歩いていました。
いつ何時体調を崩すかわからないため、 常備薬は常に手元で管理しましょう。
メガネやコンタクトレンズ
視力矯正をしている人は、メガネやコンタクトレンズを必ず機内持ち込みに入れておきましょう。



フライト中は機内の乾燥でコンタクトが辛くなることも多いため、メガネに切り替えられると快適です。
海外で自分の度数に合うコンタクトやメガネをすぐに入手するのは難しいため、予備のコンタクトやメガネを1つ余分に持っていくと安心です。
コンタクトレンズの洗浄液を機内に持ち込む場合は、液体制限に引っかからないよう注意してください。
鍵
自宅や自動車の鍵は、他の貴重品と同様に機内持ち込み手荷物に入れておきましょう。
海外ではスーツケースが壊れたり、目的地に到着しなかったり(ロストバゲージ)する恐れもあります!鍵を紛失してしまったら、帰国後自宅に入れなくなってしまいます。



鍵を会社のロッカーに置いてフライトに出てしまい、帰着が予定と違う基地になったときに大慌てした経験があります。
無くして困るものは必ず手荷物に!!
機内持ち込み手荷物に入れておくと便利なアイテム14選
必須ではありませんが、機内持ち込みの荷物に入れておくと何かと便利なアイテムを紹介します。
ポイントは万が一預けたスーツケースが遅延・紛失しても、1日くらいは問題なく過ごせるものを持っておくことです。



特に海外の航空会社ではロストバゲージは“あるある”です!
- 羽織れるもの
- 歯ブラシ
- 100ml以下の化粧品類
- リップクリーム
- アイマスク&ネックピロー
- スリッパ
- 耳栓 or ノイズキャンセリングイヤホン
- 機内エンタメ用タブレット・本
- ボールペン
- 1日分の下着
- 着圧ソックス
- 帽子・サングラス
- マスク
- 変換プラグ
それでは、ひとつずつ詳しく確認していきましょう。
羽織れるもの
機内は温度調整が難しく、冷え込むことがあります。大判のストールやカーディガンなどを持参しましょう。
機内の毛布は予備の搭載数に限りがあるため、リクエストしてももらえないこともあります。



私は夏でも常にウルトラライトダウンを持参していました。
外国人は暑がりな人が多いため、外資系の航空会社では若干低い温度に設定されていることも多いです。
歯ブラシ
長時間フライトでは、口の中がネバついて不快に感じることがあります。国際線の多くはアメニティセットに歯ブラシが含まれていますが、LCCや短距離フライトでは配布されないことも。



海外の歯ブラシは日本の歯ブラシのようにキレイに磨けるとも限りません。
携帯用の歯ブラシセットを持参すると、いつでも口内をリフレッシュできて快適です。
100ml以下の化粧品類


機内持ち込みの液体物は、1本あたり100ml以下、かつ合計で1Lの透明ジッパーバッグに入る量までと制限されています。化粧水や乳液など、機内で使用する分は小分け容器に入れて持参しましょう。



100円均一のボトルは気圧でキャップが緩みやすく、液体が漏れることがあります。
機内持ち込み用の液体物は、液が漏れないようにしっかり対策が必要です。
この商品は漏れにくくかさばらないので、液体物の持ち運びにとても便利です!
リップクリーム&ハンドクリーム
機内の湿度は通常10〜20%前後と、砂漠並みの乾燥状態です。
唇や手は特に乾燥しやすいので、保湿効果の高いリップクリームとハンドクリームは必携アイテムです。



敏感肌の私は、ハンドクリーム・リップクリームの代わりに馬油を愛用しています。
自然由来の成分でお肌に安心!肌の乾燥やヘアオイルとしても使えるので、便利です。
アイマスク&ネックピロー
長時間フライトで少しでも快適に眠るために役立つのがアイマスクとネックピロー。特にエコノミークラスでは周りの照明や座席の硬さが気になることが多いので、眠りをサポートしてくれます。
ビジネスクラス以上では備品として用意されていることも多いため、必須ではありません。



私は香り付きのホットアイマスクがお気に入りです。
スリッパ
長時間フライトでは足が浮腫みやすく、靴を履いたままだと不快です。携帯用のスリッパを持参すれば、靴を脱いでリラックスできます。
ビジネスクラス以上では備品として用意されていることが多いため必須ではありませんが、ステイ先のホテルで足を休めたい時にも重宝するので1足持っていてもいいかもしれません。
耳栓 or ノイズキャンセリングイヤホン
機内では様々な騒音があり、リラックスや睡眠の妨げになることがあります。耳栓やノイズキャンセリングイヤホンを使えば、周囲の騒音をシャットアウトできます。
特に赤ちゃん連れの乗客が近くにいる場合やエンジン音が気になる場合に重宝します。
「飛行機でオーディオを楽しみたいけど、有線だしノイズキャンセリング機能はついてないし、なんだか不便」という方には、「オーディオトランスミッター」が便利!
「オーディオトランスミッター」があれば、機内でもいつものワイヤレスイヤホンが使えます。
飛行機に乗ると気圧で耳が痛くなる人には、「イヤープレーン」がおすすめ。



イヤープレーンは、CAも耳が詰まりそうな時に使っています!
機内エンタメ用タブレット・本
国際線の多くは機内エンターテイメントシステムが充実していますが、LCCや短距離便では提供されないことも。タブレットや電子書籍リーダーに映画や本をダウンロードしておくと、フライト中も退屈しません。
また、長時間のフライトでは映画を2〜3本観ても時間が余ることもあるので、複数のエンターテイメントを用意しておくと安心です。
ボールペン
ボールペンは入国カードや税関申告書の記入に必要です。機内にも数本搭載されていますが、全員分が用意されているわけではありません。



私物のペンをお貸ししたら戻ってこなかった…これはCAなら一度は経験しているはず。
機内で書類を書けなかった場合は到着後の到着カウンターで書類を記入することになり、時間を無駄にしてしまいます。
旅行中のメモ書きや緊急時の連絡先を書き留めるのにも役立ちますので、1本は持っておきましょう。
1日分の下着
ロストバゲージ対策として機内持ち込みに1日分の下着を入れておくのがおすすめです。 特に海外の航空会社では荷物の遅延や紛失は“あるある”で、到着したのに着替えがない…というケースも少なくありません。



以前外資系の航空会社を利用してロストバゲージした際には、1日分のセット(Tシャツ・パンツ・歯ブラシ・化粧水など)が入ったポーチをくれました。
深夜着のフライトやすぐに買い物に行けない国では、下着の着替えが手元にあるだけで安心感が全く違います。
着圧ソックス
長時間のフライト中は同じ姿勢でいることが多く、足の血行が悪くなりがちです。着圧ソックスを履くことで、エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)のリスクを軽減できます。
特に妊娠中の方やむくみやすい方、高齢の方には強くおすすめします。
フライト中に着圧ソックスを使うのと使わないのとでは、到着後の足の軽さが全然違います。特に観光や移動が多い旅では必ず持参したいアイテムです。
帽子・サングラス
到着後すぐに観光へ行く場合や、日差しの強い国への旅行では、帽子とサングラスが重宝します。特に紫外線の強い国では、肌や目を守るために必須アイテムです。
飛行機を降りたらすぐ移動する場合には、あらかじめ手元に用意しておく方が良いでしょう。サングラスは寝不足で目が充血している時にも役立ちます。
マスク
機内は閉鎖空間で乾燥しており、風邪やウイルスに感染しやすい環境です。特に長時間フライトでは、マスクを着用することで乾燥や感染リスクを軽減できます。



私は機内で「濡れマスク」を愛用しています!
不織布マスクを数枚持参し、適宜交換するのがおすすめです。
変換プラグ
渡航先のコンセント形状に合わせた変換プラグは必須です。
機内で使うことはないかもしれませんが、もしスーツケースがロストバゲージになったら充電すらできず大きなトラブルになります。 そのため、機内持ち込みに入れておくと安心です。
主な形状としてはCタイプ(ヨーロッパ)、Aタイプ(北米)、BFタイプ(東南アジア)などがあります。
各国のプラグタイプと電圧・周波数
プラグタイプ | 主な形状の特徴 | 主な使用国・地域 | 電圧(V) | 周波数(Hz) |
---|---|---|---|---|
Aタイプ | 平行な2本ピン | 日本、アメリカ、カナダ、メキシコ、台湾、フィリピンなど | 100~127V | 50 / 60Hz |
Bタイプ | Aタイプ+丸い接地ピン | アメリカ、カナダ、メキシコなど | 100~127V | 60Hz(主に) |
Cタイプ | 丸ピン2本 | フランス、ドイツ、スペイン、韓国、ベトナム、タイなど | 220~240V | 50Hz |
SEタイプ | Cタイプよりピンが太い | ドイツ、ロシア、フィンランド、オーストリアなど | 220~240V | 50Hz |
BFタイプ | 3本の角ピン(三角配置) | イギリス、香港、マレーシア、シンガポール、UAEなど | 220~240V | 50Hz |
B3タイプ | 丸ピン3本(逆三角形配置) | インド、スリランカ、ネパールなど | 230V | 50Hz |
Oタイプ | 平行な2本+接地ピン | タイ、ラオスなど | 220V | 50Hz |
O2タイプ | Oタイプの改良版 | タイ(新しい建物で採用) | 220V | 50Hz |
Iタイプ | ハの字型2ピン+接地ピン | オーストラリア、ニュージーランド、中国、アルゼンチンなど | 220~240V | 50Hz |
Gタイプ | 太い3ピン(縦配置) | イギリス、マレーシア、シンガポール、UAEなど | 220~240V | 50Hz |
Dタイプ | 丸ピン3本(三角形配置) | インド、スリランカ、ネパール(旧式、B3と混在) | 220~240V | 50Hz |
マルチタイプの変換プラグを1つ持っていれば、世界中のほとんどの国で対応できて便利です。スマホやノートパソコンなどは多くが「100~240V対応」なので、変換プラグだけで使えます。



最近購入し直したこの変換プラグ、一気にたくさんのアイテムを充電できてとても便利!!


念の為、使う前に機器のアダプタに書かれた入力電圧表示を必ず確認しましょう。
女性の海外旅行必需品チェックリスト【貨物に預ける荷物編】
受託手荷物(預ける荷物)には、機内で使うことはないけれど滞在場所で使うものを入れましょう。、“必ず入れておきたい基本アイテム”と“あればさらに快適に過ごせる便利アイテム”に分けて紹介します。
私自身が「これがあって助かった」と思ったものや、逆に「持っていなくて困った…」という経験をもとにまとめました。
受託手荷物に入れておきたいアイテム9選
まずは、ぜひともスーツケースの中に入れておきたいアイテムを紹介します。
さっそく、一つずつ見ていきましょう。
着回ししやすい洋服
旅行の荷物の中で、いちばんかさばるのが衣類です。だからこそ、着回ししやすい洋服を選ぶことがパッキングのコツです!
また、シワになりにくく洗濯してもすぐ乾く素材の服を選ぶのもポイント。特にポリエステル混やジャージー素材は、乾きやすく扱いやすいので旅行向きです。



ホテルで手洗いしても翌日には着られるので、枚数を減らしながら快適に過ごせます。
ベーシックなカラーのトップスに柄物のボトムスやスカーフなどの小物で変化をつけると、少ない服でも着回しがきき写真映えも良くなります。
下着類
旅行中に意外と悩むのが下着。かさばりやすく、人に見られると恥ずかしいのでパッキングも工夫が必要です。
おすすめは、速乾素材の下着です。ホテルで手洗いしても翌日には乾くので、枚数を減らしながら清潔に過ごせます。



長期旅行なら、3枚をローテーションするとGOOD!
また、ブラトップ付きキャミソールを活用すれば、下着の枚数を減らしつつリラックスウェアとしても使えて便利です。
パジャマ
日本のホテルとは異なり、海外のホテルではパジャマが用意されていないことがほとんどです。薄手のTシャツとハーフパンツなど、かさばらないパジャマを持参しましょう。



私は睡眠時間を重要視しているので、疲労回復効果があると言われている「パジャマ」を持参します!
このパジャマがあれば、安眠間違いなし!翌日も張り切って観光できます。
生理用品
海外では日本のような高品質な生理用品が手に入りにくいことがあります。また、海外旅行中は環境の変化でホルモンバランスが崩れ、予定外に生理が来ることもあります。
いつもの生理用品を多めに持参し、万が一に備えておくと安心です。防水ポーチに入れておくとなお良いでしょう。
折りたためるバッグ・エコバック
旅行中にお土産や買い物をすると、帰りの荷物が増えることがほとんどです。コンパクトに折りたためるバッグを持参しておけば、帰国時の荷物増加に対応できます。
エコバッグやショッピングバッグだけでなく、簡易的なボストンバッグやバックパックなどある程度容量のあるものを選ぶと安心です。



ブランドのショッパーを持ち歩く観光客はスリに狙われやすいので、購入後に入れ替えられるバッグを持参することをおすすめします。
海外では買い物袋が有料の国が多いです。急な買い物にも対応できるよう、コンパクトなエコバッグを常にカバンに入れておきましょう。
圧縮袋・圧縮バッグ
衣類は圧縮袋や圧縮バッグを使うことで、通常の半分以下のスペースにまとめられます。特に冬の旅行でコートやセーターなどかさばる衣類がある場合に重宝します。



ただし、圧縮しても重量は変わりません。
大きめのジップロックで代用するのもおすすめです。
防犯バック
海外では、観光地や公共交通機関でスリや置き引きの被害に遭うリスクがあります。チャックがしっかり閉まるバッグや斜め掛けできるショルダーバッグを選ぶと安心です。
貴重品は体の前で持ちリュックは前に抱えるなど、基本的な防犯対策を心がけましょう。防犯ポーチを使用するのもおすすめです。



私は、このセキュリティポーチを使って管理しています!
スキンケア用品
海外では水質や気候が変わるため、肌トラブルが起きやすくなります。なるべく、普段使い慣れているスキンケア用品を持参すると良いでしょう。
特に乾燥地域に行く場合は、高保湿タイプの化粧水や乳液を。日焼け止めはマストです。



預け入れの荷物なら、100mlの容量を超えていても大丈夫です。
ただし、気圧の変化などで液体が漏れることがあるので、ジップロックなどに入れておきましょう。
ジップロック
ジップロックは旅行中の万能アイテムです。サイズ違いを数枚持参しておくと、旅行中のちょっとした困りごとを解決できます。
- 化粧品・洗面用具の小分け&液漏れ防止
- 濡れたもの・汚れたものの収納
- スマホや電子機器の簡易防水に
- 食品の持ち運び・保管
- 小物類(アクセサリー、常備薬、充電コード、チケット、レシートなど)の整理・分類
- 衣類の簡易圧縮袋
アイデア次第で様々な使い方ができるのがジップロックの魅力です。
受託手荷物に入れておくと便利なアイテム5選
必ず必要と言うほどでもないけれど、預け入れの荷物に入れておくと便利なアイテムを5つ紹介します。
どのアイテムも、私自身がよく持ち歩いているものです!
では、詳細を確認していきましょう。
エアタグ
スーツケースが紛失した場合の備えとして、AppleのエアタグやSamsungのGalaxy Smartなどの追跡デバイスをスーツケースに入れておくのがおすすめ。
これらのデバイスがあれば、スマホアプリで荷物の位置を確認できます。



実際にロストバゲージになった時、自分の荷物がどこにあるのかがわかっただけでも安心でした。
特に乗り継ぎがある場合や複数の航空会社を利用する場合は、荷物が行方不明になるリスクが高まります。万が一の時のために備えておくと良いでしょう。
タオル
海外のホテルやホステルでは、バスタオルが提供されない場合や質の悪いタオルしかない場合があります。
バスタオルほどでなくても、少し大きめのタオルが一枚あると安心です。



私は「ハホニコ」さんのタオルを愛用しています。海外のドライヤーの風量が弱くて使い物にならない時にも助かってます!
ポケットティッシュ・ウェットティッシュ
海外ではトイレにペーパーが設置されていないこともあります。また、飲食店でナプキンが足りない場合や突然の鼻水、汗を拭うなど様々なシーンでティッシュが必要になります。
かさばらないポケットティッシュを数個持参しておくと、いざという時に役立ちます。
さらに、外食時の手洗い・観光中の汗拭き・トイレの便座拭きなど様々な場面で、ウェットティッシュが大活躍。特に衛生環境が気になる国や地域では必須アイテムです。
個包装タイプなら乾燥しにくく、必要な分だけ取り出せるので便利です。
カイロ
寒い国への旅行や冬季の旅行では、使い捨てカイロがあると重宝します。特に暖房設備が十分でない場合や、急な寒波に見舞われた場合に役立ちます。



東南アジアは熱い国ですが、部屋は冷房でキンキンに冷えています。冷房を切ると虫が出るので、案外カイロが重宝しました。
夏場はあまり使う機会がないかもしれませんが、環境の変化などで体が冷えてしまった時のお守りがわりにスーツケースに入れていました。
割り箸
海外のファストフード店やテイクアウト店ではカトラリーが提供されないことがあります。割り箸があれば、急な食事にも対応できます。
日本人なら、箸があると食事がしやすい場面も多いです。
女性の海外旅行持ち物|実際に持って行ったけど不要だったアイテム
海外旅行は日本を離れるぶん、色々と心配になって過剰に準備してしまいがちです。「これもあったほうが安心かも」と荷物を増やした結果、結局一度も使わなかった…なんてことも少なくありません。
人によっては役立つかもしれないけれど、私自身は結局使わなかったアイテムを簡単に紹介します。
ドライヤー | 大体どこのホテルにも備え付けがある 持ち運びに結構かさばる |
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変圧器 | 必要な国もあるが、大体不要 ドライヤーなど高出力家電を使うときだけ必要。 |
ヒールのある靴 | 観光では歩きにくく、履くシチュエーションはほぼなし フォーマルなお店もフラットシューズがあれば十分 |
日本食 | 短期間ならホームシックにもならないので不要 「海外では海外の食を楽しむ」と割り切る |
お菓子 | 現地で簡単に買えるし、飛行機でも配られることが多い キャンディ程度なら持っていってもよし |
マイボトル | 結局邪魔になる 現地でペットボトルを買えば十分 |
正直なところ、「このアイテムがなくてむちゃくちゃ困った」という経験はあまりありません。



現地で調達するのも旅の楽しみのひとつです。
だからこそ、思い切って減らしても大丈夫。。旅先で買ったものが、あとから旅の思い出になることもあります。
まとめ|海外旅行の持ち物を完璧に準備して快適な旅を!


海外旅行の持ち物リストは一見複雑に思えますが、しっかり準備すれば安心して旅を楽しめます。本記事のチェックリストを参考に、必要なものと便利なものを区別してパッキングしましょう。
最も重要なのは、パスポートやクレジットカードなどの貴重品を機内持ち込み手荷物に入れること。
「必要最低限」と「快適さのための便利グッズ」のバランスを考えながら、あなたの旅行スタイルに合ったパッキングを心がけてください。そして何より、素敵な旅の思い出を作ることを第一に考えましょう!
準備万端で海外旅行に出かけて、素敵な体験をたくさん持ち帰ってくださいね。
女性向け海外旅行の持ち物に関するQ&A


海外旅行の持ち物について、よくある質問にお答えします。
- 海外旅行の持ち物を最小限にするコツは?
-
着回しできる服を厳選し、トラベルサイズのアイテムを活用するのがポイントです。
- 洋服の色を統一する: 同じ色合いの服なら組み合わせやすく、少ない枚数でもバリエーションが作れます。
- マルチに使えるアイテムを選ぶ: 大判ストールは肩掛け・膝掛け・スカートなど様々な用途に使えます。
- 圧縮袋を活用する: 衣類は圧縮袋を使うことで、かなりスペースを節約できます。
- 海外旅行の機内持ち込みできるスキンケア用品の容量は?
-
国際線の機内持ち込み手荷物の液体制限は、一般的に以下のとおりです。
- 各容器は100ml(または3.4オンス)以下であること
- すべての液体容器は、1リットル(約20cm×20cm)の再封可能な透明プラスチック袋に入れること
- 1人につき1袋まで
化粧水や乳液などのスキンケア用品は、100ml以下の小分け容器に入れて、透明なジッパーバッグにまとめる必要があります。
- 海外旅行の防犯対策は?
-
- 防犯リュック/バッグ: 内側にチャックやポケットがあり、外からは開けにくい構造のバッグ。背負っている側ではなく、体の前で持つと安全です。
- 首下げ型パスポートケース: 洋服の内側に入れて使用する、首から下げるタイプのポーチ。パスポートや現金など貴重品の保管に最適です。
- スキミング防止カードケース: ICチップ付きクレジットカードの情報を不正に読み取られるのを防ぐための専用ケース。
- スマートフォン追跡アプリ: スマホを紛失した場合に位置を特定できるアプリを事前にインストールしておくと安心です。
また、夜間の一人歩きを避ける・貴重品は分散して持ち歩く・現地の治安情報を事前に調べるなど、基本的な防犯意識も大切です。