「あれ、お内裏様は右だっけ?左だっけ?」
「ひな人形の並べ方ってルールある?」
ひな人形は一年に一回、この時期にしか出さないものだから、いざ飾ろうとすると並べ方がわからなくなってしまうことありますよね。
この記事ではひな人形の並べ方を詳しく解説し、その背景にある「おひな様の世界」も紹介します。
このかひな人形の並べ方には日本の歴史や京都の文化、そして当時の人たちの「憧れ」がぎゅっと詰まっているんですよ。
単なる「飾り付けのルール」としてではなく、その背景にある物語を知ることでいつもの作業がもっと楽しく、愛おしい時間に変わります。
ぜひ、一つひとつの人形が持つ役割や時代背景による様式の変化を紐解きながら、今年の飾り付けを楽しんでみてください。
実は間違い?ひな人形の並べ方と歌に隠された「意外な真実」


誰もが一度は歌ったことがある童謡『うれしいひなまつり』。
実はあの歌詞、歴史的な事実やひな人形の事実とは少し異なる箇所が3つもあることをご存知ですか?
馴染み深いメロディに乗せて語られる言葉は覚えやすいものですが、雛壇を正しく飾る上では少し注意が必要です。
さっそく、歌の中に隠された間違いを紐解いていきます。
くれぐれも歌に惑わされて、配置を間違えないように気をつけてくださいね。
その1:「お内裏さま」は男雛だけじゃない?


「お内裏さまとおひなさま、二人並んで~♪」
この有名な歌詞から「お内裏さま=男雛」「おひなさま=女雛」だと思っていませんか?
実は、一番上の段に座っているお二人を含めた全体を「お内裏さま」と呼ぶのが正解。



そもそも「内裏(だいり)」とは天皇の住まいを指す言葉です。
その貴い場所に座るお二人だからこそ、ペアで「お内裏さま」と呼ばれるようになりました。
一方で「おひなさま」とは本来は「ひいな」、つまりお人形のことです。
つまり、男雛も「おひなさま」だということですね。
その2:「赤いお顔」なのは、右大臣じゃなくて左大臣!


「赤いお顔の右大臣〜♪」
これも、実は間違い。実際にお酒を飲んで顔が赤くなっているのは、向かって右側に座る年配の「左大臣」です。
ひな壇は、いわば天皇の住まいを再現した空間。
そのため、すべての配置は私たちから見た左右ではなく、「内裏」から見た左右で決まっています。



つまり、内裏から見て「左側」は、向かい合う私たちから見れば「右側」です。
歌詞を作った方は向かって右側にいるお人形を、直感的に「右大臣」だと思い込んでしまったのかもしれませんね。
「左大臣・右大臣」は本当は「大臣」ではない?!


そもそも、私たちが呼んでいる「左大臣・右大臣」は「大臣」ではありません。
彼らの正体は、お殿様(天皇)を警護する「近衛府(このえふ)」という役所の武官たち。 その長官を務める、左大将と右大将です。



本来、大臣とは政務を司る『文官』。位の高い文官が武器を手に外で警護に当たることはありません。
つまり、彼らは「大臣」ではないんですね。
基本!ひな人形(七段飾り)の正しい並べ方


いよいよ、ひな人形を飾る際の実践的なステップを解説します。
ここでは、標準的な「七段飾り」を例に、一段目から順番に見ていきましょう。
- 【一段目】男雛と女雛:京都とそれ以外の地域で左右が逆?
- 【二段目】三人官女:ちょっと雰囲気の違う人が真ん中
- 【三段目】五人囃子:並びは「楽器の大きさ」で覚える
- 【四段目】随身(左大臣・右大臣):年長者が上座
- 【五段目】仕丁:表情豊かな「怒り・泣き・笑い」
- 【六〜七段目】お道具:お姫様の「嫁入り道具」をバランスよく配置
ただし、地域やご家庭の伝統によって飾り方には違いがあります。あくまでも一例として参考にしてみてくださいね。



ちなみに私の京都の実家では、五人囃子と随身の段が逆だったりします。
そんな「わが家流」との違いを見つけるのも、ひな祭りの楽しみの一つかもしれません。
それでは、まずは一番上の段から詳しく見ていきましょう。
【一段目】男雛と女雛:京都とそれ以外の地域で左右が逆?
一段目に並ぶのは、おひな様の主役であるお二人。実はここで、地域による大きな違いが現れます。
関東雛(現代の主流):向かって左が男雛


現在、全国的に広く親しまれているのは、向かって左に男雛(お殿様)、右に女雛(お姫様)を配置するスタイルです。
この並びになったきっかけは、明治時代以降。西洋の「右が上位(向かって左)」という国際基準が日本にも取り入れられたことにあります。



大正天皇が即位の礼でこのスタイルを採用されたことで、関東を中心に全国へ広がったといわれています。
現代の結婚式で新郎新婦が並ぶ位置関係も、向かって左が男性です。
京雛(京都を中心とした伝統式):向かって右が男雛


私の故郷・京都や関西の一部では、現在も伝統的な配置が大切に守られています。
男雛(お殿様)を向かって右に、女雛(お姫様)を左に飾るスタイルです。



これは日本古来の「左上位(左側が格上)」という考え方に基づいたもの。
京都御所において、日が昇る東(左側)を尊いとする風習から最も位の高いお殿様が左側(=向かって右)の上座に座ります。
古都の誇りを感じる並び方と言えますね。
【二段目】三人官女:ちょっと雰囲気の違う人が真ん中


お殿様とお姫様のお世話をする三人官女。よく見ると、一人だけ明らかに「雰囲気」が違う人がいませんか?
三人官女はその雰囲気の違う人がリーダーで、真ん中に配置します。
リーダーの特徴は、次のようなところで見分けられます
- 一人だけ座っている(または立っている)
- 眉毛を剃り落としていたり、お歯黒をしている
- 一人だけ衣装のカラーが違う
- 「両足」が揃っている
- 着物の袖が短い
ちなみに我が家の官女リーダーは、京都風の「座っている」スタイル。
袴の色はみんな同じですが、リーダーだけが白っぽい着物を着ており、眉毛がないのが特徴です。
残りの2人の見分け方は、「足の向き」と「手の形」に注目してみてください。
| 向かって左の官女 | 向かって右の官女 | |
|---|---|---|
| 足の形 | 右足を前へ一歩出している | 左足を前へ一歩出している |
| 手の形 | 片手で提子の「つる」を下げられるよう、右手が上を向いた形 | 長い柄を支えるため、両手がそれぞれ何かを持てるような形 |
三人官女のお道具
リーダーを真ん中に置いたら、それぞれに合わせたお道具を持たせましょう。



それぞれ、どのお人形が何を持つのかを詳しく紹介しますね。
| 配置 (向かって) | お道具の名前 | 役割 | 持ち方・特徴 |
| 右 | 長柄銚子 (ながえのちょうし) | お酒を注ぐメイン担当 (本酌) | 持ち手の先が外側を向くように、両手で持たせる |
| 中央 | 三方 (さんぽう) または 島台 (しまだい) | お祝いの盃を捧げる役 | 盃が乗った台を、両手で大切に抱えるように持たせる |
| 左 | 提子 (ひさげ) | 長柄銚子にお酒を足す役 (従酌) | 取っ手部分を右手に引っ掛けるようにして持たせる |
【三段目】五人囃子:並びは「楽器の大きさ」で覚える


ひな人形の三段目に飾られるのは、能楽の囃子方(楽器演奏)と地謡(歌)を担当する5人の少年たちです。
5人の並び順は、太鼓→大鼓→小鼓→笛→謡(ボーカル)です。



「向かって左から、楽器の大きい順」と覚えると良いでしょう。
ここで迷いやすいのが、2番目の「大鼓」と3番目の「小鼓」の見分け方です。
どちらも同じような鼓を持っていますが、実は「構え方」と「皮の表面」に決定的な違いがあります。
| 楽器名 | 皮の表面(デザイン) | 構え方(ポーズ) | 配置(向かって) |
| 大鼓 (おおつづみ) | 「無地」でシンプル | 「左膝」の上に置き、右手で叩く | 左から2番目 |
| 小鼓 (こつづみ) | 同心円の輪や花形の飾り | 「右肩」に担ぎ、右手で叩く | 左から3番目 |
これで五人囃子の並べ方もスッキリ解決ですね!
五人囃子が雅楽の場合
五人囃子が能楽ではなく、「雅楽(ががく)」の楽人たちになっている場合もあります。
その場合は、楽器の形で見分けて以下の順番で並べましょう。
向かって左から: 横笛 → 縦笛 → 火焔太鼓(大太鼓) → 笙(しょう) → 羯鼓(かっこ)
正直、横笛と縦笛以外はあまり馴染みがないですよね。
簡単に楽器の特徴を説明しておきます。
燃え上がる炎のような飾りがついた一番大きな太鼓:火焔太鼓
細い竹を数本束ねたような形の楽器:笙
小さな台に乗った横向きの太鼓:羯鼓
【四段目】随身(左大臣・右大臣):年長者が上座


お殿様を護衛する随身(ずいしん)の見分け方は、お顔をじっくり見るのが一番の近道です。
並び順のルールは、ずばり年長者が上座(お殿様から見て左側)。
つまり、長く白い髭をたくわえたおじいさん(赤いお顔!)が向かって右側というわけです。
それぞれの役割をまとめてみました。
| 配置 (向かって) | 歌での呼び名 | 本来の役職 | お顔の特徴 | 役割 |
| 右 | 左大臣 | 左近衛中将 | 長く白い髭を蓄えた おじいさん(赤いお顔) | 知恵を司る。 警護チームの最高責任者。 |
| 左 | 右大臣 | 右近衛少将 | 若くて力強いお顔 | 力を司る。現場リーダーで、 左大臣の補佐役。 |
「本来の役職」って何?と疑問に感じた方は、「左大臣・右大臣」は本当は「大臣」ではない?!を再度読んでみてくださいね。
そして、桜の木と橘の木ですが、向かって右の左大臣の方に桜、右の右大臣の方に橘を飾ります。
「左近の桜(さこんのさくら)」と覚えてくださいね。
【五段目】仕丁:表情豊かな「怒り・泣き・笑い」


とっても人間くさい表情を見せてくれるのが「仕丁(しちょう)」の3人組です。
彼らは宮廷の雑用係。ひな人形のなかでは一番身分の低い役職にあたることから、ひな壇の一番下の位置に配置します。
並び順は、向かって左から「怒り→ 泣き→ 笑い」です。
面白いのは、彼らが手に持っているお道具。



実は「京都」と「関東」で役割がガラッと違うんですよ。
| 配置 (向かって) | 表情 | 京風 | 関東風 |
|---|---|---|---|
| 左 | 怒り顔 | 熊手(くまで) | 台傘(だいがさ) |
| 真ん中 | 泣き顔 | ちりとり | 沓台(くつだい) |
| 右 | 笑顔 | 箒(ほうき) | 立傘(たてがさ) |
京都スタイルの仕丁さんは「御所をお掃除する担当」ですが、関東スタイルは「お殿様のお出かけにお供する姿」をしています。
小道具を見るだけで、自分の家のおひな様がどちらのスタイルなのかがわかるのもおもしろいですよね。
ちなみに、古いおひな様の中には「少年・中年・壮年」と、3人の年齢を変えて作られているものもあります。
その場合は、年長者を上座(向かって右)に、一番若い少年を向かって左に配置しましょう。
【六〜七段目】お道具:お姫様の「嫁入り道具」をバランスよく配置


最後は、お姫様が嫁ぐときに持っていく「嫁入り道具」を飾ります。数が多くて迷ってしまいますが、コツを掴めば見栄えよく仕上げられますよ。
六段目:お姫様が使う「嫁入り道具」
六段目には、お姫様の身の回りのものを並べます。
箪笥(たんす)・長持(ながもち)・鏡台(きょうだい)・針箱(はりばこ)・表具(ひょうぐ)・火鉢(ひばち)・茶道具
箪笥や鏡台など、背が高くて重厚感のあるお道具を両端に配置するのがポイントです。
中央に小さめの火鉢や茶道具を置くことで、左右のバランスが取れてどっしりと落ち着いた印象になります。
七段目:婚礼の行列を象徴する「御輿入れ(おこしいれ)」道具
一番下の七段目には、お姫様が嫁ぎ先へ向かう儀式の際、実際に使われた豪華な乗り物と道具を並べます。
向かって左:御駕籠(おかご)
中央:重箱(じゅうばこ)
向かって右:御所車(ごしょぐるま)
真ん中に背の高い重箱をおき、両側に乗り物を配置すると全体のバランスが美しく整います。
ひな飾りは当時の日本人の生活や考え方の「縮図」


ひな壇を一段ずつ見ていくと、そこには単なるお人形の羅列ではないことがわかります。
当時の日本人が大切にしていた価値観や理想の暮らしがギュッと凝縮されていることに気づくでしょう。
憧れは当時のセレブの暮らし


ひな人形に描かれているのは、当時の人々が抱いた「最高に華やかで豊かな暮らし」への憧れです。
はじめは男雛と女雛の二人だけでしたが、お仕えする人々やボディーガード、音楽隊の五人囃子、さらには豪華なご馳走やお道具まで加わって、どんどん賑やかになっていきました。



これって、現代の「リカちゃん人形」と同じ感覚ですよね。
はじめはリカちゃん一人だったのが、優しいパパやきれいなママが加わり、さらに「リカちゃんハウス」や「ドレスルーム」、素敵な家具が揃っていく……。
いつの時代も、自分たちが憧れる「理想のライフスタイル」を形にして楽しむワクワク感は、今も昔も変わらないようです。
日本古来の左が上位の考え方


ひな壇の並べ方を決めている大きなルールが、「左(向かって右)が右より格上」という日本古来の考え方です。
日本では古来より、太陽が昇る東側(左)を尊ぶ文化がありました。
そのため、官職の左大臣が右大臣よりも高位であったり、伝統的な儀式でも常に左側が優先されたりと、あらゆる場面で「左上位」が守られてきたのです。



この考え方は、実は今の私たちの感覚にも繋がっています。
たとえば、ご飯を左側に置くのも「大切な主食を上位(左)に」という、おひな様と同じ思想からきているもの。
つまり、おひな様の並び順を知ることは、日本人がずっと大切にしてきた「相手を敬うときの位置関係」や「心地よいと感じるバランス」を学ぶことでもあるのです。
健やかな成長と幸福を願う「親心」


ひな祭りのルーツは、平安時代の「おままごと(ひいな遊び)」と、厄を人形に託して川に流した「流し雛」が合わさったものです。
今よりもずっと、子どもが無事に育つことが難しかった時代。病気や災いからわが子を守るためにお人形を「身代わり」として飾り、その健やかな成長を祈りました。



ひな壇が「結婚式」の形をしているのも、将来の幸せな家庭を願う親心の現れです。
1000年以上経ちライフスタイルは変わっても、「子どもの幸せを願う親の気持ち」は昔も今も変わりません。
おひな様を飾る時間は、そんな時代を超えた愛情を再確認する特別なひとときと言えそうです。
ひな人形の背景から京都の歴史を知る!「京都町家講座」


「ひな人形の並べ方はわかったけれど、もっとその奥にある物語に触れてみたい。」
そんな声にお応えして開催しているのが、私の父であり京都歴史の専門家でもある五島邦治が講師を務める「京都町屋講座」です。
この講座では単なる知識の暗記ではなく、当時の人々の暮らしや息遣い、そして現代にまで受け継がれている「京都の心」を紐解いていきます。
3月に開催される、ひな祭り講義の内容をご紹介します。
- お内裏さまの「お内裏」とは?
- 日本人の愛してやまない「左近の桜と右近の橘」
- 五人囃子は能の囃子
それぞれどんな講座なのか、チェックしてみてください。
お内裏さまの「お内裏」とは?(2026年3月1日)


ひな壇の最上段に座る「お内裏さま」。
この言葉が指すのは、実は天皇の住まいである「内裏(皇居)」そのものです。
ひな人形の段飾りは、当時の皇居の様子をそのままミニチュアにして写した、一つの大きな物語になっています。
講義では、最上段の紫宸殿(ししんでん)にいらっしゃる天皇と皇后を中心に、宮廷の日常を読み解きます。
天皇と皇后に奉仕する女官たちや庭で能を演じる五人囃子まで、一段ごとに明確な「お役目」があることがわかります。
なぜその位置にその人形がいるのか。
華やかな宴を支える人々の動きを知ることで、ひな壇はただの飾りではなく、当時の息遣いを感じる生き生きとした舞台に見えてくるはずです。
ただ「飾る」だけだった習慣が、歴史を知ることで「物語」に変わります。
今年からおひな様を今までとは違う視点で、もっと愛おしく眺めてみませんか?
日本人の愛してやまない「左近の桜と右近の橘」(2026年3月6日)


紫宸殿の前に並ぶ「左近の桜」と「右近の橘」。実は平安京が誕生した当初、桜の場所には中国から伝わった「梅」が植えられていました。
講義では、当時の最先端だった唐文化から日本独自の和歌や感性が花開くにつれて、馴染み深い桜へと植え替えられていった歴史の変遷を辿ります。
また、古来から日本人に愛されてきた橘についても深掘りします。
なぜ橘が、その香りの高さから「恋人を思い起こさせる花」として大切にされてきたのか。
ひな壇に添えられた小さな植物一つひとつに込められた、日本人の繊細な美意識を紐解いていく内容です。
当たり前に見ていた桜と橘の景色が当時の人々の憧れや感性と重なり、深みを増して見えてくるはず。
植物に託された日本人の「心」に、ぜひ触れてみましょう。
五人囃子は能の囃子(2026年3月7日)


宮中の正式な音楽といえば雅楽ですが、ひな壇で演奏しているのは「能」の囃子方です。
この講義では、室町時代の天皇が桜の季節に一族を呼び寄せて能を楽しんだという、プライベートな宴の習慣についてお話しします。
ひな人形の五人囃子は、まさにその賑やかな宴の真っ最中を再現したもの。実は、彼らの前では「目に見えない能役者」が舞っているのです。
嫁いだ娘や出家した身内まで呼び寄せて一家で楽しんだという、歴史の教科書には載っていない「人間味あふれる宮廷の日常」を垣間見ることができる内容です。
無機質な人形たちが、一気に生き生きとした家族の宴の主役に見えてくるはず。
ひな壇から聞こえてくる「音」や「笑い声」を想像しながら、優雅なひとときを一緒に過ごしてみませんか。
2026年3月「京都町家講座」開催のお知らせ


日程とテーマ、講座の詳細などをお知らせします。
日程とテーマ
3月1日(日):お内裏さまの「お内裏」とは何?
3月6日(金):日本人の愛してやまない左近の桜と右近の橘
3月7日(土):五人囃子は能の囃子
講座終了後は抹茶とお菓子を楽しみながらの座談会を予定しています。(参加自由)
講座詳細
時間:14:00〜15:30
参加費:各2,000円
場所:京都市内・某町屋
予約方法:電話 075-366-6016 または E-mail kotarohouse@yahoo.co.jp
詳細はこちらのページをご覧ください。
講座の舞台となる「町屋」について
この講座を開催するのは、京都の町屋です。
一歩足を踏み入れると、外の喧騒が嘘のように消え、ゆっくりとした時間が流れ出します。
講師や町家の雰囲気については、こちらの記事も参考にしてくださいね。


意味を知ればもっと愛おしく。今年は『心』で飾るひな祭りを!


一年に一度、箱からお人形を取り出す時間は少し手間がかかる作業です。
しかし、一段ずつ並べていくその指先は1000年以上前から続く「家族の幸せを願う祈り」と繋がっています。
「お内裏さま」が映し出すきらびやかな宮廷の世界、日本人が大切にしてきた「左上位」の作法、そしてわが子の健やかな成長を願う親心。



ひな壇に並ぶ一つひとつのお人形や道具に込められた意味を知ると、いつもの飾り付けが不思議とより愛おしく、誇らしい時間に感じられるはず。
もし、この記事を読んで「もっと深くひな人形の世界を旅してみたい」と感じられたら、ぜひ京都町家講座にも遊びに来てくださいね。
お茶を片手におひな様たちの意外な素顔や宮廷の暮らしぶりに思いを馳せる時間は、日常を少し離れて心まで豊かになるひととき。
歴史を知ることは、今の私たちの暮らしをより彩りあるものにしてくれるはずです。









