「京都で体験型の観光をしたいけど、何ができるかわからない」
「大人だからこそできる、思い出に残る京都旅をしたい」
大人になると時間や予算の使い方が変わり、「どこへ行くか」より「何を味わうか」を重視したくなるものです。
本記事では、大人だからこそできる思い出の京都旅をしたい人へ向けて、京都人の私が“京都でしかできない15の体験”を厳選しました。
このか楽天で予約できる体験なので、ポイントが貯まるのも嬉しいところ。
ぜひ、思い出がより深く残る京都ならでは体験を見つけてくださいね。
京都の手作りを思い出にする体験5選


京都の街は時代の先端を走りながら、職人の技を磨き続けてきた町です。
そこには、本物を生み出すための素材の選び方や道具の扱い、仕上げの技といった工程の積み重ねがあり、その丁寧さが京都らしい美意識につながっています。
まずは、旅のあとも京都で過ごした時間がよみがえるような、手作り体験を5つご紹介します。
さっそく詳しくみていきましょう。
京都の「甘くない京都土産」もぜひチェックしてみてくださいね。


① 「つまみ細工」の花かんざし作り −可憐な京の伝統−


つまみ細工は、正方形に切った薄い布を指先で「つまんで」折り重ね、花の立体感を生み出す日本の伝統工芸です。



江戸時代から受け継がれ、京都では舞妓さんのかんざしにも用いられてきました。
体験では豊富な生地の中から色や柄を選び、ひとつひとつ丁寧に花弁を作っていきます。同じ形でも配色で雰囲気が変わるのが面白く、迷う時間さえ楽しいでしょう。
仕上がった作品は髪飾りとしてはもちろん、帯留め風や羽織紐の飾りにアレンジして、着物時間の楽しみを広げるのもおすすめ。
体験で「好きかも」と感じたら、旅のあとに趣味として続けるのも素敵です。
②念珠(数珠)作り − 一生モノを京都で仕立てる−


京念珠は京都市およびその周辺地域で、京都に由来する製法にもとづいて作られる念珠の地域ブランドです。
生産は職人の手仕事が基本で、玉を通す工程から房まで丁寧に仕立てられるため、見た目の美しさだけでなく丈夫さも魅力。
この体験では、京念珠製造師がいる「京都香凜」で、世界にひとつだけの“マイ京念珠”を完成させます。



念珠は、人生の節目やお葬式のためだけでなく、お寺参りのときに心を整える相棒にもなるもの。
大人になった今だからこそ自分の感覚にしっくりくる、きちんとしたものとして持っておくと安心です。
③ろうけつ染め職人体験 −自然が描く一期一会の表情−


ろうけつ染めは溶かした蝋で布に模様を描き、その部分を染まらないようにしてから色を入れる伝統技法です。



蝋が冷えるときに生まれるひび割れに染料が入り込み、偶然の線や濃淡が現れるのが魅力。
この体験ではTシャツやトートバッグに、下絵から蝋置き、染色、乾燥まで全工程を体験します。
ひび割れの入り方ひとつで表情が変わるのは、計算では出せないこの染めならではの面白さ。
ろうけつ染めの魅力を深く知り旅のあとに和のエッセンスとして、ろうけつのれんを暮らしに取り入れてみるのもおすすめ。
日常の中でふと目に入る“本物”は、大人の日々の生活を豊かにします。
④竹かごづくり −凛とした竹の曲線美−


竹細工は、軽さと強さを両立できる竹ならではの手仕事。道具として使いやすいのに、どこか凛とした佇まいがあるのが魅力です。
この体験では、竹の性質を見極めながら編み進め、形を整えて竹かごを作ります。



均一に見える編み目も、力の入れ方や角の作り方で表情が変わるのが面白いところ。
京都の伝統の技とものづくりの心を、横山竹材店(通称ヨコタケ)の職人さんが、親切丁寧に手ほどきしてくれます。
完成したかごは茶道具の収納や菓子器まわりのしつらえにも相性がよく、暮らしの中で京都の余韻を残してくれます。
⑤刀鍛冶体験 −伝統の炎に魂を刻む−


京都は、武家文化や刀の歴史が今も身近に感じられる町。
寺社や古い町並みのすぐそばで、刀剣づくりの技を受け継ぐ職人が今もなお仕事を続けています。



火花が散る工房で鋼を打つ音と熱気に包まれる時間は非日常そのものです。
刀工から直接、日本刀の歴史や鑑賞方法を聞けるのも、京都の奥深さに触れる貴重な機会です。
見学に続き、焼きなまし・土取り・焼き入れ・研磨・銘切りなどの工程を経て完成するマイ小刀は、一日かけて辿った工程がそのまま形になった“一点モノ”。
単なる道具ではなく困難を切り拓く「自分を律する守り刀」として、一生の心の拠り所になるはずです。
京都のお茶文化を深く味わう体験5選


京都には、抹茶を中心としたお茶文化が深く根づいています。茶道の家元があり、所作や道具、季節のしつらえまで含めて「お茶の時間」を育ててきた町。
ただ抹茶を飲むだけではなく、点てる所作や道具の扱い方、季節を感じる感覚など茶道の精神にふれるような体験を集めました。
それでは、ひとつずつ紹介していきます。
① 抹茶づくり(石臼挽き)−挽きたての香りにほどける−


将軍家御用御茶師の歴史を持つ老舗茶舗で、宇治市内産の抹茶を石臼で挽く体験です。
石臼はゆっくり回すのが基本。



熱を出さずに挽くことで、お茶本来の香りと鮮やかな緑がきれいに立ち上がります。
一見簡単そうに見えても、本来は茶葉の状態やその日の気候を見極めながら回し方を微調整する、職人の経験と感覚が欠かせない奥深い世界です。
お抹茶を挽いたあとは茶筅で点てて、お菓子と一緒に味わいます。
自分で挽いて点てた抹茶はお茶好きはもちろん、抹茶にあまり馴染みがない人でも「こんなにおいしいんだ」と驚くはず。
一杯の裏側にある手間を知ると、茶道の見え方まで少し変わってくるはずです。
② 茶杓づくり −竹を削り自分を整える−


茶杓は昔から、茶人が自ら作って銘をつけ、お茶会ではその場を象徴する道具として大切に扱われてきました。
体験の舞台は京の銘竹を厳選し、竹材本来の個性を活かした加工を続けてきた京都・横山竹材店。
竹の節や染みの“景色”を見ながら、自分の手で削って形を整えていきます。
削り出す線や厚みは人によって異なり、同じ材料でも仕上がりにその人らしさが残るのが面白いところ。



竹と向き合って手を動かすうちに、自然と呼吸が整い、心が落ち着いてくるはずです。
自分で作った茶杓でお茶を点てれば手元から旅の記憶がよみがえり、いつもの一服が少し特別になります。
③ 京生菓子作り −手のひらで奏でる季節−


お茶の時間に欠かせないのが、京生菓子。
京菓子は京都で作られる和菓子全般の総称で、四季の移ろいや自然、古典の世界を、色・形・余白で表現してきました。



見た目の美しさだけでなく、菓銘(かめい)や香り、舌触りまで含めて五感で味わうのが京都らしい楽しみ方です。
教えてくれるのは、江戸時代から続く甘春堂本舗の職人さん。京都でもよく名の知れた老舗和菓子屋さんです。
京生菓子は、お茶の席で季節感を伝えるためのお菓子。
だから決まった形を作るのではなく、その時々に合わせて意匠が変わります。
この体験を通して、和菓子が「甘いもの」以上の存在に感じられるようになるはずです。
④ 金継ぎ体験 −「繕う」ことで生まれる新しい価値−


金継ぎは割れたり欠けたりした器を漆でつなぎ、金や銀で継ぎ目を装飾してよみがえらせる日本の伝統技法です。
傷を隠すのではなくそこを景色として残す考え方は、侘び寂びや茶道の美意識とも深くつながっています。



茶道文化が根づく京都だからこそ、その価値観を体感として受け取れる体験です。
体験は四条河原町に店を構える、慶応3年創業の老舗漆専門店「鹿田喜造漆店」。
京都らしい路地奥の静かな空間で、本物の漆を使って工程をしっかり学べます。
⑤蒔絵(まきえ)体験 −黄金の輝きを器に宿す−


蒔絵は漆を塗った面に模様を描き、乾く前に金粉などを蒔いて定着させる日本の伝統的な装飾技法です。
漆器を格上げする「美の仕事」として磨かれ、棗(なつめ)や香合(こうごう)など、茶の湯の道具にも取り入れられてきました。
この体験では、京都の中心部で長く漆器を扱ってきた乾漆器店で、蒔絵の基本から仕上げまでを体験できます。
用意された図案から好みを選び、色漆で模様を描いたら金粉を蒔いて仕上げへ。



繊細な手加減と集中力が求められるからこそ、一度体験すると“輝きの品”を見る目が変わるはず。
蒔絵の奥深さを知ることで茶の湯が大切にしてきた審美眼にも触れられ、日常の器を慈しむきっかけになります。
京都人の私が選ぶ、とっておきの京スイーツ土産はこちらでチェックしてくださいね!


京都らしさを満喫する特別な体験5選


京都には、文化そのものが日常の中に息づく場所があります。
花街、酒蔵、寺院の時間…。大人だからこそ楽しめる“京都の奥行き”を感じる体験を集めました。
さっそくひとつずつチェックしていきましょう。
① 水引ネイル体験 −伝統の粋を指先にまとう−


水引は贈り物や祝儀袋に添えられる結び飾りで、人と人の縁を結ぶ日本の伝統文化です。
京都では、派手さよりも控えめな品や余白を大切にする美意識の中で、水引の「結びの美」が暮らしの感覚として息づいてきました。
この体験ではその水引をネイルに落とし込み、指先にさりげない和の粋をまといます。



華やかすぎず、それでいて一目で京都らしさが伝わるのが大人向け。
旅の写真にふと映り込むたび、特別な時間を思い出させてくれるはずです。
伝統を“身につける形”で持ち帰れる、女子旅にぴったりの体験です。
② 舞妓での撮影体験 −時を止めて美しさを刻む−


京都での旅の思い出は、写真の残し方で深さが変わります。
この体験は憧れの舞妓姿に変身してスタジオで撮影し、京都らしい一枚をきちんと形に残せるのが魅力。
観光スナップとは違い、光の当て方や立ち姿まで丁寧に整えてもらえるので、いまの自分を品よく残せます。



舞妓の装いに憧れがあっても、本来は限られた年齢の世界。
だからこそ大人の女子旅では、町を歩く散策プランよりも、落ち着いたスタジオで“記念写真として楽しむ”くらいがおすすめです。
出来上がった写真は、旅のあとも自分の中で特別な一枚として残り続けます。
③ 伏見の酒蔵巡りと利き酒 −名水の恵みに酔いしれる−


伏見は桃山丘陵から湧く地下水に恵まれ、かつて「伏水」と呼ばれた酒どころ。
約400年前から酒造りが栄え白壁の酒蔵が並ぶ町並みは、十石船が進む風情とともに京都らしい景観として残されています。
体験では中書島駅から酒蔵の街を歩き、月桂冠の記念館で伏水を味わいながら試飲を楽しみます。



大正時代の旧本店を活用したカフェでは清酒アイスを味わいましょう。
さらに、黄桜では地ビールの見学と試飲、さらに油長では100種類以上のお酒から飲み比べも。
名水が育てた酒と白壁の酒蔵が続く伏見の町並みを、飲み比べと町歩きで味わえるのは京都ならではの“大人の体験”です。
④ 舞妓さんとのお座敷体験 −花街の粋を独り占め−


祇園花見小路の料亭の個室で、京懐石料理を味わいながら舞妓さんを迎える特別なお座敷体験です。



花街は本来「一見さんお断り」の文化が残る世界で、紹介がないとお座敷に上がる機会はなかなかありません。
舞妓さんの本来の姿は、道で見かける一瞬ではなく、お座敷の場でこそ見えてくるもの。
所作や言葉づかい、場を和ませる気配りまで含めて味わえるのが、この体験のいちばんの魅力です。
舞妓さんの京舞を間近で鑑賞し、語らいを楽しみ、さらにお座敷遊びまで体験できるのがこのプラン。
本物の舞妓さんと交流できる体験は、大人になった今だからこそできる贅沢です。
⑤ 宿坊体験(智積院)−日常を忘れ心身を研ぎ澄ます−


宿坊とはお寺に泊まり、僧侶の営みや寺の空気を体感できる宿のことです。
このプランは、京都・東山にある真言宗智山派の総本山で、名勝庭園でも知られる智積院(ちしゃくいん)に宿泊し、翌朝6:00からの朝のお勤めに参加。



勤行のあとは僧侶の案内で庭園を拝観します。
さまざまな宿泊プランが用意されていますが、せっかくなら夕食・朝食ともに精進料理を味わえるプランがおすすめ。
精進料理を寺院文化が深く根づく京都でいただくと、京料理や茶の湯の美意識とも重なり、より「京都らしい整いの時間」になります。
京都の由緒ある寺院でその土地の文化を内側から味わえるのは、大人の旅ならではの体験。
心と身体の両方をリセットしたい人におすすめです。
一生モノの思い出を。京都で自分らしい体験を見つける旅へ


この記事では、京都でしか体験できない15の体験を厳選してご紹介しました。
京都の旅は名所を巡るだけでも素敵ですが、体験を通して文化や美意識に触れると、より思い出深いものになります。
今回ご紹介した体験はどれも人気が高く、日程が限られているものや定員が少ないものもあります。
「これやってみたい」が見つかったら、旅の予定が固まる前に枠だけ押さえておくのがおすすめ。



ぜひ、京都で一生の思い出に残る体験をしてくださいね。
なお、体験は楽天エクスペリエンス、宿は楽天トラベルでまとめると、予約の管理がラクなうえポイントも貯まります。
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