ロヴァニエミの喧騒を離れ、今回の旅で「本当のフィンランド」に出会えた場所。
それが、北極圏のさらに奥深くにあるファームステイ「Visatupa(ヴィサトゥパ)」です。
「何もない」がある贅沢。
森の静寂、家庭料理、そして毎日のサウナ。
ホストファミリーの温かさに触れながら過ごした、夢のような4日間の滞在記をまとめました。
北欧旅行の全容についてはこちらの記事をご覧ください!

ロヴァニエミから北へ1時間。「Visatupa」を選んだ3つの理由

ロヴァニエミ市内には素敵なホテルがたくさんあります。
しかし、あえて車で1時間離れたこの場所を選んだのには、明確な3つの理由がありました。
決め手は「杏ちゃん」のYouTube!
一番のきっかけは、旅行の計画中にたまたま見た女優・杏さんのYouTubeチャンネルでした。
雪景色の中でソリ遊びをしたり、ホストファミリーと温かく交流したりする姿に、「なんて素敵な場所なんだろう!」と一目惚れしてしまいました。
画面越しにも伝わる静けさと、温かいおもてなしの空気感。
「私も絶対にここに行きたい!杏ちゃんと同じ体験がしたい!」という憧れが、ここを予約する一番の決め手になりました。
実際に行ってみて、動画で見た通りの(いえ、それ以上の!)素晴らしい世界が広がっていて感動しました。
絶対にオーロラが見たい!少しでも確率が高い場所へ
今回の旅の最大の目的は、やっぱりオーロラ。
ロヴァニエミは「サンタクロースの街」として有名です。
しかし、市内中心部は街灯や建物の明かり(光害)があるため、弱いオーロラだと肉眼では見えにくいこともあるそうです。
このかせっかく日本から長い時間をかけて行くのだから、少しでも遭遇率を上げたい!
Visatupaはサンタークロース村で有名なロヴァニエミから、車でさらに北へ1時間ほど行った場所。


周りに商業施設などは一切なく、夜になれば漆黒の闇に包まれます。
「人工的な光が一切ない」という環境こそが、オーロラ観測には最強の条件です。
ここなら、部屋のドアを開けるだけで奇跡に出会えるかもしれないと期待を込めました。
ホテルでは味わえない「フィンランドの生の生活」を感じたい
3つ目の理由は、「暮らすような旅」がしたかったから。
近代的なホテルチェーンは快適ですが、どうしても「観光客」としてのお客さま扱いになってしまいがちです。



でも、私が知りたかったのはガイドブックには載っていない、現地の人のリアルな暮らし。
家族経営のファームステイであるVisatupaなら、ホストファミリーと同じ屋根の下で食事をし、会話を楽しみながら過ごせます。


「フィンランドの人は冬に何を食べて、どんな風に夜を過ごすんだろう?」
そんな素朴な疑問を肌で感じられる体験は、ここだけの特別な時間になると思いました。
いざ、北極圏の奥地へ!空港へのお迎えからチェックインまで


サンタクロースの住む街の玄関口、ロヴァニエミ空港。
一見すると驚くほどコンパクトな空港ですが、冬のベストシーズン中はヨーロッパ各地からの直行便がひっきりなしに到着するそうです。



私たちはこの空港で、ホストのヤンネさんと合流。
多くの人が向かう市街地やサンタクロース村を横目に、私たちはさらに奥へ向かいます。
喧騒を離れ、本当の静寂が待つ北極圏の奥地へと車を走らせます。
空港から1時間の雪道ドライブ


ロヴァニエミ空港には、ホストのヤンネさんが車で迎えに来てくれました。
街を出て北へと走り出すと、車窓の景色は次第に建物がなくなり、見渡す限りの雪原と森へ。
道中、「スーパーに寄る?」と聞いてくれたのですが、実はそのスーパーが宿から一番近いお店(なんと約50km手前)!
「本当に森の奥地へ行くんだな」と期待が高まります。
約1時間のドライブを経て車を降りると、そこは別世界でした。
聞こえるのは風の音だけ。
観光地ではない、ありのままの北極圏の自然と静寂。
ここには「何もない」という最高の贅沢が広がっていました。
ホストファミリーの温かいおもてなし


チェックインの手続きは、母屋(ホストハウス)のリビングで。



温かいコーヒーとクッキー、そしてパンを出してくれました。
ビジネスライクなホテルの対応とは違い、まるで久しぶりに田舎の親戚の家に遊びに来たような安心感。
ヤンネさんと奥様に改めてご挨拶し、今後の予定などを話していると、「人との距離の近さ」というVisatupaの魅力を肌で感じます。
温かいおもてなしに移動の疲れも吹き飛び、いよいよ夢のような3泊4日のスタートです。
猫に小鳥、リスもお出迎え!賑やかな森の住人たち
Visatupaは自然豊かなファームステイ。
ホストファミリーだけでなく、可愛い動物たちも私たちを迎えてくれました。
特に癒やされたのが、雪の中を平気な顔でお散歩する猫ちゃん!


そして、木の枝には「ウソ(Bullfinch)」という赤い胸が可愛い小鳥たちがたくさん集まってきます。


時には元気に走り回るリスも顔を見せてくれました。


残念ながら森の王様「ヘラジカ」には会えませんでしたが、ヤンネさん曰く「この森には住んでいるよ」とのこと。
ただ景色を見るだけでなく、こうした動物たちの姿にも癒やされました。
暮らすように泊まる。コテージの設備とルームツアー


3泊4日お世話になる私たちのコテージは、母屋から一番奥まったところにありました。
案内されたのは、独立したログハウス風の建物。
「扉を開けるにはちょっとしたコツがいるよ!」とヤンネさんに教えてもらいながら、ガチャリと重厚なドアを開けると…
ふわりと木の香りに包まれた、温かい空間が待っていました。
窓が額縁に。静寂に包まれたリビングと寝室
中に入ってまず感動したのが、窓からの景色です。
リビングの大きな窓がまるで「額縁」のようになっていて、そこには静まり返った森と雪原だけが切り取られています。


人工物が一切見えないので、カーテンを開けっ放しでも誰の目も気になりません。
北欧らしい温かみのある木製家具や、座り心地の良いソファ。


ただ窓の外を眺めてぼーっと過ごす時間も贅沢でした。
寝室もシンプルながら清潔で、ぐっすりと眠ることができました。


寒さは大丈夫?室温と「Tシャツで過ごせる」快適さ
北極圏への旅で一番心配だったのが「寒さ」でしたが、結論から言うと室内はTシャツ一枚で過ごせるほどポカポカです!
フィンランドの家の断熱性能と暖房設備は完璧で、外がマイナス気温でも室内は常に適温に保たれています。



シャワーやトイレなどの水回りも非常に清潔で、お湯の出もバッチリ。
ただ、シャワースペースとトイレの床が繋がっているので、シャワーを浴びるとトイレの方まで床がびちゃびちゃになります(笑)。


まぁ、これは海外「あるある」なので、許容範囲ですよね。
全体的に「寒い・汚い」といったストレスは一切なく、快適に過ごせました。
なんとお部屋はサウナ付き!好きな時に温まれる幸せ
このコテージの最高の設備、それはシャワー室の奥にある「プライベートサウナ」です!


なんと、お部屋の中に専用のサウナがついているんです。



薪ではなく電気式なので、タイマーを回すだけで操作も簡単。
チェックイン時にヤンネさんが丁寧に使い方をレクチャーしてくれたので、初めてでも安心して使えました。
好きな時間にスイッチを入れて自分たちだけのサウナタイムを楽しめるなんて、サウナ好きにはたまらない環境です。
ミニキッチン完備!自炊もできる設備周り
コテージにはミニキッチンが完備されています。


冷蔵庫、電子レンジ、電気ポット、簡単な食器類も揃っているので、簡単な自炊なら問題なくできます。


今回は料理はしませんでしたが、「自分たちでやりたい!」という人のニーズにも答えてくれるようです。
長期滞在をする方や、食費を抑えたい方にとっては嬉しいポイントだと思います。(ただ、スーパーはかなり遠いですが…)
毎日が「ととのう」。2種類のサウナとアヴァント体験


フィンランドといえばサウナ。
Visatupaには、各コテージにある「電気サウナ」と、湖のほとりにある伝統的な「薪サウナ」の2種類があります。
滞在中は毎日サウナに入り、心身ともに「ととのう」贅沢な時間を過ごしました。
好きな時にいつでも!お部屋の「プライベートサウナ」
滞在中は、毎日お部屋のサウナに入りました。
自分のタイミングでロウリュ(熱した石に水をかけて蒸気を出すこと)をすると、ジュワ〜ッという音と共に、熱気が小さな個室に充満します。
じっくり汗をかいた後は、外気浴。


目の前は一面の雪景色です。



キーンと冷えた北極圏の空気で火照った体を冷ます、この「温冷交代浴」の気持ちよさは言葉になりません。
パートナーの彼は裸で外の雪にダイブしていました(笑)。
湖畔の薪サウナと、凍った湖でアヴァント体験!
3日目の夜は、湖のほとりにある「薪サウナ」へ。


電気式とは違い、パチパチと薪が爆ぜる音と良い香り、柔らかい熱気が最高です。
室温は90度近くありましたが、不思議と息苦しくありません。



そして体がアツアツになった後は……凍った湖に穴を開けた天然の水風呂「アヴァント」に挑戦!


周りは暗いし凍ってるし湖だし、と最初は躊躇しましたが、「せっかく来たんだから!」と勇気を出してドボン。


意外といけました!
静寂の森の中でととのう感覚は、一生忘れられない体験です。
心も体も温まる。フィンランドの家庭料理と夜のおやつ


Visatupaの生活リズムは、「朝食8:30・夕食16:00・夜食20:00」という独特のスタイル。
最初は「夕食が16時!?」と驚きましたが、日が沈むのが早い冬の北欧では、このリズムが自然と体に馴染みます。
ちなみに、お昼の12時頃はガッツリとした「ランチ」ではなく、コーヒーと軽食をつまむ「ティータイム」があります。
この「お腹を空かせすぎない」絶妙なリズムが、何もしない贅沢な時間にぴったりでした。
1日の活力はここから!定番スタイルの朝ごはん
朝8時半、ダイニングに行くとフィンランドの定番朝食が並んでいます。


メインは鍋に入った温かいオートミール。 ブルーベリージャムを入れていただきます。
そしてテンションが上がったのが、バターとチーズが「巨大な塊」でドーン!と置いてあること。



「好きなだけカットしてどうぞ」という豪快さがさすがです。
しかも、酪農王国だからか味が濃厚で本当に美味しい!


特に私がハマったのがブルーチーズです。
あまりに美味しくて奥様に伝えたら、わざわざメーカーのパッケージを持ってきて写真を撮らせてくれました(笑)。


おかげで、帰りにスーパーで同じものを見つけて購入できました!
ゆで卵や、北欧らしい「ニシンのマリネ」と一緒に、ついついパンが進んでしまう幸せな朝食でした。
素朴で美味しい!毎日のディナーメニュー


食事は母屋のダイニングで、ホストファミリーの手作り料理をいただきます。
これが本当に美味しかった!


1日目はミートローフ、2日目はハーブが効いた具沢山のミートスープ、3日目はチキンとマッシュポテト。


デザートにはコケモモのムースや、「キーッセリ(Kiisseli)」と呼ばれるベリーのとろみスープなど、フィンランドの家庭の味を堪能しました。
豪華なコース料理ではありませんが、心も体も温まる優しい味付けでした。
素敵な習慣。夜8時の「Iltapala(夜のおやつ)」
驚いたのが、夕食とは別に夜8時頃になると「Iltapala(イルタパラ)」と呼ばれる「夜のおやつ」が出る習慣です。
テーブルには手作りのミートパイやホットサンドが並びます。
ホットココアやお茶をいただきながら、ホストや他のゲストとお喋りを楽しみました。





正直に言うと、この時間はいつも眠くて眠くて(笑)。
お腹もまだそんなに空いてないし、「食べる必要あるかな?」なんて思いつつ母屋に向かうのですが、結局ペロリと食べてしまうんですよね。
「食べて、喋って、眠くなったら寝る」
そんな本能に忠実な、ゆるやかな時間の流れも、ここでの良い思い出です。
北極圏の自然と遊ぶ!滞在中のアクティビティ


見渡す限り一面の雪と森。「何もない」場所に見えますが、実は毎日大忙し!
Visatupaでは、その大自然を最大限に活かしたアクティビティがたくさん用意されています。
しかも、ホストのヤンネさんが専属ガイドのように付き添って、準備からレクチャーまで丁寧にしてくれるんです。
これだけのプライベートツアーや機材レンタルが、宿泊代に全部含まれているなんて正直、信じられないくらいの贅沢さとコスパの良さですよね。
私たちが実際に体験した、北極圏ならではのアクティビティを紹介します。
片道4kmを疾走!蹴りソリで「森のカフェショップ」へ
到着してすぐ、ホストに乗り方を教わって「蹴りソリ(Kick Sled)」に挑戦しました。



目指すは、片道4km先にある「カフェ兼お土産ショップ」です!


雪が激しく降る中、ソリを蹴って進むこと約40分。
辿り着いたそのお店は、ランチやカフェができる場所。
可愛い雑貨やお土産、そしてビールやジュース、ちょっとしたスイーツまで売っている「村のよろず屋さん」のような場所でした。


しんどかったけれど、お店で休憩して自分たちへのご褒美(ビールとお土産)を買って帰る道のりは最高に楽しかったです。



「ちょっとコンビニへ」の感覚で、往復8kmの雪道アクティビティ。
これぞVisatupa流の買い出しです(笑)。
スノーモービルで道なき道を疾走
2日目の午前中は、スノーモービルツアーに参加しました。
なんと参加者は私たち2人だけ!贅沢なプライベートツアーです。


最初はスノーモービルに引かれたソリに座って優雅に……と思っていたら、途中からまさかの配置換え。
「一人は私の後ろ(バイク)に、もう一人はソリの後ろに立って掴まって!」とヤンネさん。



この「ソリの後ろでの立ち乗り」が、振り落とされそうなほどの大迫力!
進むのは「え、そこ道なの?」と疑いたくなるような、一面雪に覆われた道なき道。


必死にバーに掴まりながら真っ白な森の中を駆け抜けるスピード感は、怖いくらいに刺激的でした。
途中フィンランドの歴史やヘラジカの話を聞き、静と動の両方を満喫しました。
カンジキ(スノーシュー)を履いて森の奥へ散策


3日目の午前中は、「カンジキ(スノーシュー)」を借りて森の奥へ散策に出かけました。
ふかふかの新雪の上も、これがあれば沈まずに歩けます。


周りには誰もいない、人工的な音が何もしない世界。
途中でふと、雪の上に仰向けに寝転がると、 視界いっぱいに広がる木々と空。


ちょうど地平線から顔を出したばかりの「遅い日の出」の柔らかな光が差し込みます。



冷たく澄んだ空気で深呼吸をすると、肺の中まで浄化されるような気分です。


特別なアトラクションがなくてもただ森を歩くだけでこんなに心が満たされるんだ、と気づかされた贅沢な時間でした。
ビギナーズラック炸裂?アイスフィッシング
3日目の午後は、凍った湖の上でアイスフィッシング(氷上の穴釣り)に挑戦しました。
まずはドリルで分厚い氷に穴を開けるところからスタート。


小さな釣り竿を垂らして、あとはひたすら待ちます。



動かないので寒さとの戦いです……。


「まあ、そう簡単には釣れないよね」と思っていたその時、なんとホストのヤンネさんにヒット!
さらに驚くことに、私の竿にもピクッという手応えが。
まさかのビギナーズラックでパーチ(スズキの仲間)をゲットしてしまいました!


釣ったお魚は、夜食の特別料理として調理して出してくれました。


極寒の中で耐えて自分で釣り上げた魚の味は、どんな高級料理よりも格別でした。
雨の日はお部屋で読書。「マッティ」と過ごす午後
実は滞在中、マイナス25度の予報が外れ、まさかのプラス気温で雨が降る日がありました。
そんな日は無理に出かけず、お部屋で読書タイム。


宿にあった絵本『マッティは今日も憂鬱』を借りて、ベッドでうたた寝しながら読みました。
屋根に積もった雪が「ズズズ…ドサッ」と落ちる音をBGMに、暖かい部屋で過ごす午後。
観光に追われない、こんな時間の使い方もファームステイならではの贅沢でした。
小屋で焚き火体験!北欧風クレープ作り
3日目のお昼頃、敷地内にある「コタ」と呼ばれる小屋で、焚き火を使って北欧風クレープを焼く体験をしました。


薪の火で熱した鉄板に生地を流し込み、自分たちで焼いていきます。


焼き上がったら、甘酸っぱいルバーブジャムをたっぷり乗せてパクリ。



冷えた体に、焚き火の温もりと甘いクレープが染み渡ります。
夕食が早いVisatupaでは、お昼はこのクレープとお茶くらいの軽食がちょうど良いボリュームでした。
ドアを開けたらそこにある。最終日に出会えたオーロラ


今回の旅のメインイベント、オーロラ。
実は1日目、2日目は天気が悪く、チャンスは最終日の夜のみでした。
あきらめかけていた夜7時頃、ヤンネさんが部屋をノックして「オーロラ見えてるよ!」と教えてくれました。



急いで外に出ると、凍った湖の上は真っ暗。
最初は「あれ?あの雲みたいなのがそう?」という感じでしたが、カメラで撮ると鮮やかなグリーンに写ります。


そして夜9時過ぎ。
パートナーの彼が「今、けっこう見えてるよ!」と呼んでくれて外に出ると、 肉眼でもはっきりと緑や赤っぽい色が!


ゆらゆらとカーテンのように動く光の帯。
幻想的で美しく、寒さも忘れて見入ってしまいました。


ロヴァニエミ市街からはツアーバスで3時間かけて見に来る場所だそうですが、ここではドアを開ければすぐオーロラ。
この贅沢さは、街明かりのないVisatupaだからこそ味わえる奇跡でした。
Visatupaへのアクセスと移動方法


行きはホストに空港まで送迎をお願いしました。
そして、帰りはバスを利用しました。


朝9:30にバス停まで送ってもらい、9:42発のバスに乗車。
サンタクロース村まで、バス一本で移動できます。



バス停の周りはまだ薄暗く、北極圏の冬の朝の遅さを実感しました。
バスの本数は少ないので、事前にホストに相談することをおすすめします。
これから行く方へ。追加のVisatupa情報


最後に、滞在中に気づいた設備のことや、持っていくと便利なものなど、細かい補足情報をシェアします。
これからVisatupaへ行かれる方の準備の参考にしてください。
お部屋の中はWi-Fiあり・ネット事情
「何もない森の中」と書きましたが、 コテージ内でもWi-Fiがサクサク繋がり、家族への連絡やSNSの投稿もストレスなく行えました。



さすがIT先進国フィンランド、と感心したポイントです。
さすがに、一部森の中では電波のないところもあるようでしたが、特に困るようなことはありませんでした。
防水スノーブーツとスノーパンツは必須
「極寒」の予報でも、最近の異常気象で急に暖かくなり、雨が降ることがあります。
私たちも滞在中、雪が溶けて地面がビチャビチャになる日がありました。
また、アクティビティでは膝まであるような雪深い場所を歩くこともあります。


そのため、単なる防寒ブーツだと水が染みて大変なことに。
「防水機能」がしっかりしたスノーブーツは必須です!



私のスノーブーツは防水がイマイチで、靴の中が濡れてしまい不快な思いをしました。
さらに、深い雪に入っても靴の中に雪が入らないよう、ブーツの上から被せられる「スノーパンツ(防水のズボン)」も用意しておきましょう。


足元が濡れると体温が一気に奪われて、楽しい旅が台無しになってしまいます。
この2点だけは、妥協せずに準備していってくださいね。
持って行って正解!あると便利な5つのアイテム


Visatupaにステイする上で、日本から持って行って本当によかった!と感じたアイテムがこの5つです。
- 箱ティッシュ
- ビーチサンダル
- スリッパ(室内履き)
- 歯ブラシ
- パジャマ
海外の宿では一般的ですが、ここもお部屋に歯ブラシやスリッパなどのアメニティはありません。



そして、コテージ内は土足禁止です。
リラックスして過ごすためにも、使い慣れたスリッパや厚手の靴下、そしてぐっすり眠るためのパジャマがあると、家のようにくつろげます。
地味に大活躍したのがティッシュ。
お部屋に備え付けがなかったので、かさばらないソフトパック(ビニール包装)のものを1つ持参して大正解でした。
そして意外な便利アイテムがビーチサンダル。
サウナから外気浴(テラス)へ出る際、素足だと凍りつくし、紐付きブーツを履くのは面倒……。
濡れてもOKでサッと履けるサンダルがあると、ストレスなく「ととのいタイム」を満喫できますよ。
お酒やおやつは持参!最寄りのお店は4km先
Visatupaの敷地内には、自動販売機や売店はありません。
最寄りのお店は、アクティビティでも紹介した約4km先の「カフェ兼お土産ショップ」です。


ここにはビールやジュース、ちょっとしたお菓子も売っていますが、営業日が不定期だったりお休みだったりすることも。
雪道を往復8km移動しないと何も手に入らない可能性があるので、夜のお供(お酒やおつまみ)が必要な人は、ロヴァニエミ市内や空港で事前に買い込んでいくことを強くおすすめします!
ただし、お水は買わなくて大丈夫。



ここの水道水はそのまま飲めますし、臭みもなく驚くほど美味しいです。
重たい水は持参せず、空のボトルだけあれば十分ですよ。
必須!「オーロラ予報アプリ」を日本で入れておこう
Visatupaはオーロラ観測に最高の環境ですが、自然現象なので絶対に見られる保証はありません。
一般的に、オーロラが見える条件は次の3つと言われています。
- オーロラレベル(KP値)が高い
- 晴れている(雲がない)
- 周りが十分に暗い
この条件が揃うタイミングを知るために活躍するのが、オーロラ予報アプリです。



私は「AURORA」アプリを使用しました。
ポイントは、日本で「予行演習」をしておくこと。
現地に着いてから慌ててダウンロードするのではなく、あらかじめ滞在地を登録し、グラフの見方や通知設定に慣れておくことが大切です。
いざ現地でオーロラが出そうな時に「使い方が分からない!」と焦らないよう、日本にいる間に準備を済ませておきましょう。


AURORAアプリのダウンロードはこちらからどうぞ
まとめ:本当のフィンランドに出会った4日間


何もしない贅沢と、豊かな自然。
そして何より心に残ったのは、ホストファミリーの温かいおもてなしでした。
毎日顔を合わせるたびに「何か困ったことはない?」「今日はどう過ごしたい?」と声をかけてくれる。
こちらのペースを尊重しつつ、常に気にかけてくれる「程よい距離感」が本当に心地よかったです。
豪華なホテルも良いけれど、フィンランドの日常に溶け込むようなVisatupaでの4日間は、一生忘れられない思い出になりました。
「また必ず帰ってきたい」
Visatupaは心からそう思える、私の大切な場所になりました。










